男たちの大和/YAMATO

告知通り自由を手にした日曜の夜、映画を見てきた。
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『男たちの大和/YAMATO』

バイトまで時間あったけどぷらぷらしてるのが勿体なかったから男のロマンに時間を投資してみた。
そんなに映画観るほうじゃないから映画館で映画を観るのは10ヶ月ぶりだし、一人で観に行ったのは『下妻物語』以来1年半ぶり2回目。
熱い映画だった。
反町隆史と中村獅童はそんな好きじゃなかったけどこの映画ではメチャクチャかっこよかった。
男の熱い友情も戦闘機と魚雷の前には無力だ、とか思わないようにした。
最初は鈴木京香とかを使って現代と交差させる必要あるのかなって思ったけど、見終わると60年後の現代を組み込んだ意味も分かったし、いろいろ考えさせられたし、感動した。
戦闘シーンもスゲー迫力あった。晴れやかな気分で観に行った俺にはハードすぎて若干気持ち悪くなったけど、戦闘時の混乱とか狂気とかが上手く出てたと思う。

いままで、大和の乗組員たちは沖縄に行くとき「俺たち最強」って感じで乗り込んでって、国民も「大和があれば大丈夫」って考えてたのかと思ってたけど、この映画では乗組員たちは常に悩んでたし、家族もそれは同じだった。国は守りたいけど勝てないだろって葛藤をみんな抱えてた。実際そうだと思う。戦時下とは言ってもうちらと同じ人間だし。青春これからって10代も多いし。最初は自信持ってても戦況が悪化してくるにつれ自分たちの限界が分かってくる。でも命令されたら行くしかない。その不安をカミングアウトした乗組員と勝利を信じる乗組員が何度も殴りあってた。

長嶋一茂がおいしい役だった。
沖縄へ行く直前、例によって乗組員が乱闘してると、
「進歩のない者は勝てない。日本は進歩ということを軽んじ過ぎた。負けて目覚めるしかない。それ以外にどうして日本は救われるか。今日目覚めずしていつ救われるか。俺達はその先導になるんだ。新しい日本のために散る。本望じゃないか。」みたいな発言をした。
途中からいきなり出てきた一茂が言うのは癪にさわるけど、全くその通り。
勝って日本を救うんじゃなくて、負けて日本を救う。
この発言でちょっと救われた。
そう考えると大和は無駄じゃなかった。

でも無駄じゃないにしろ、考えれば考えるほど大和出撃は無謀だった。
相手の戦艦と戦うことしか考えないで作ったんだろうな。ハエみたいに逃げ回って攻撃してくる戦闘機にゃ勝てないよ。イージス艦でもあるまいし。
しかも沖縄に行くときは護衛の戦闘機が一機も付かず、燃料も片道だけ。
出港の時も「特攻する」って言ってるし。
大和がいよいよやばくなって退去命令出すとき渡哲也が「残念・・・だった」って言ったけど当然すぎる結果だし。
みんな離れ離れになっちゃうしみんな死んじゃう。
戦争の虚しさと平和のありがたさを実感。
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by nanzashi0607 | 2006-01-18 16:09


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